ゆうちょATMがファミマから撤退、いつから? 2027年1月から順次終了、今の料金なら1回220円高く。無料で下ろせる場所
時事・お金書いた人: パングラム運営者(美容室3店と脱毛サロン1店を経営・個人開発) 公開
※この記事には広告リンクはありません。内容は、ゆうちょ銀行のプレスリリース「ファミリーマートに設置しているATMの営業終了のお知らせ」(2026年10月6日)、同行の「ATM利用にかかる料金・手数料」「ATMご利用時間・料金」のページ、ファミリーマートのニュースリリース(2026年3月27日・6月1日)をもとに、2026年10月7日時点でまとめたものです。お金の判断についての助言ではありません。手数料や予定は変わることがあるので、最新の情報はゆうちょ銀行の案内で確かめてください。

近所のファミマで、ゆうちょのお金を下ろしている人へ。
結論から言うと、ファミマのゆうちょATMは、2027年1月から3年ほどかけて順次なくなります。
なくなったあとも、同じ店に置かれる「ファミマATM」で、ゆうちょのカードは使えます。
ただし手数料がかかります。今は無料の平日の昼間が、今の料金表のままなら1回220円になります。
手数料を払いたくない人は、郵便局内のゆうちょATMに切り替えるのが近道です。こちらは原則、全時間帯無料です。
終了日は店ごとに違い、店頭の掲示で知らされます。それまでは今までどおり使えます。
終了後は「ファミマATM」(セブン銀行)で、ゆうちょのカードが使えます。預け入れ・払戻し・残高照会の3つ。
今の料金で比べると、どの時間帯でも1回220円高くなります。平日の昼は0円→220円、夜と日曜は110円→330円(2026年10月現在)。
郵便局内のゆうちょATMは、原則として全時間帯無料。ローソンやセブン-イレブンのATMはファミマATMと同じ料金です。
目次
先に結論:何が変わって、何が変わらない?
公式の発表を、変わることと変わらないことに分けました。
| 変わること | 変わらないこと |
|---|---|
| ファミマにあるゆうちょATMが、順次なくなる | 終了日までは、今までどおり使える |
| 代わりに、セブン銀行の「ファミマATM」が置かれる | ファミマATMでも、ゆうちょのカードで預け入れ・払戻し・残高照会ができる |
| 平日の昼と土曜の昼も手数料がかかる(220円) | 残高照会は無料 |
| 夜・日曜・休日の手数料が110円から330円に | 郵便局内のゆうちょATMは、原則として全時間帯無料(硬貨を伴う取り扱い・一部のATMを除く) |
なくなる理由は、ゆうちょ銀行とファミリーマートのATM設置の契約が終わるためです。
ファミリーマートは2026年3月に、セブン銀行とATM設置の契約を結んでいます。6月から「ファミマATM」の設置を順次始めました。
いつから? 自分の近くの店はいつ終わる?
ゆうちょATMの営業終了は、2027年1月から3年程度かけて順次です。
全国のファミマで一斉に終わるわけではありません。
自分がよく使う店がいつ終わるかは、その店の掲示で知らされます。
2026年10月7日時点で、店ごとの終了日の一覧は見当たりません。
ゆうちょ銀行は、営業終了まではこれまでどおりのサービスが使えるとしています。今すぐ何かをする必要はありません。
手数料はいくら上がる? 時間帯ごとに比べた
いちばん影響が大きいのは、手数料です。
ゆうちょのキャッシュカードで、預け入れか払戻しを1回したときの料金を並べました。
| 曜日・時間帯 | 今(ファミマのゆうちょATM) | 終了後(ファミマATM) |
|---|---|---|
| 平日 8:45〜18:00 | 無料 | 220円 |
| 平日 上記以外(0:05〜8:45、18:00〜23:55) | 110円 | 330円 |
| 土曜 9:00〜14:00 | 無料 | 220円 |
| 土曜 上記以外 | 110円 | 330円 |
| 日曜・休日(終日) | 110円 | 330円 |
2026年10月現在の料金(税込)。ゆうちょ銀行「ATM利用にかかる料金・手数料」とプレスリリースによる。平日・土曜が祝日のときは日曜・休日の扱い。休日には1月2日・3日を含む。残高照会はどちらも無料。
2026年10月現在の料金で比べると、どの時間帯でも1回あたり220円高くなります。
1年でいくらになるか、計算してみます。平日の昼に月2回下ろす人なら、こうなります。
- 今:0円 × 年24回 = 0円
- 終了後:220円 × 年24回 = 5,280円
夜や日曜に月2回下ろす人は、年2,640円から年7,920円になります。差はやはり年5,280円です。
なお、ファミマATMの手数料は、ファミマ以外にあるセブン銀行のATMと同じです(ゆうちょ銀行の発表)。
ファミマATMで、ゆうちょのカードは何ができる?
ゆうちょ銀行の発表で、ファミマATMで引き続き使えるとされているのは3つです。
- 預け入れ(有料)
- 払戻し(有料)
- 残高照会(無料)
今のファミマのゆうちょATMでは、ゆうちょの口座どうしの送金(電信振替)や、他の銀行への振込もできます(キャッシュカードを使う場合)。
これらがファミマATMでできるかは、発表には書かれていません。ファミマで送金をしている人は、ゆうちょ銀行の今後の案内を確かめてください。
通帳の記入・繰越は、今のファミマのゆうちょATMでもできません。郵便局などの対応ATMか、窓口で行います。
手数料を払わずに下ろすには? 場所ごとの料金
ゆうちょ銀行の料金表から、ゆうちょのカードで使えるATMを料金順に並べました。
| ATMの場所 | 平日の昼・土曜の昼 | それ以外・日曜・休日 |
|---|---|---|
| 郵便局内・ゆうちょ銀行の店舗内のゆうちょATM | 無料 | 無料 |
| 駅・ショッピングセンターなどのゆうちょATM(今のファミマのゆうちょATMも同じ料金) | 無料 | 110円 |
| 銀行など、その他の提携金融機関のATM | 110円 | 220円 |
| セブン銀行ATM(ファミマATMを含む)・ローソン銀行ATM・イーネットATM | 220円 | 330円 |
2026年10月現在。平日の昼は8:45〜18:00、土曜の昼は9:00〜14:00。郵便局内のATMでも、硬貨を伴う取り扱いは別に料金がかかる。一部の郵便局に設置・隣接するATMは料金がかかる場合がある。ゆうちょ銀行「ATM利用にかかる料金・手数料」による。
この表から分かることは2つです。
1つめは、郵便局内のゆうちょATMなら、原則として曜日も時間も関係なく無料だということ(硬貨を伴う取り扱いと、一部の郵便局に設置・隣接するATMを除く)。営業時間は最長で平日・土曜7:00〜23:00、日曜・休日7:00〜21:00です(ATMごとに違います)。
2つめは、コンビニを変えても安くならないということ。ローソンやセブン-イレブンのATMも、ファミマATMと同じ料金です。
近くのゆうちょATMの場所と営業時間は、ゆうちょ銀行の「郵便局・ATMを探す」で調べられます。
ほかに、手数料を減らす方法としては次のようなものがあります。
- 下ろす回数を減らす:手数料は1回ごとにかかるので、回数が半分になれば手数料も半分になります
- 郵便局に寄る日にまとめて下ろす:通勤や買い物の途中に郵便局があれば、そこで済ませる
- 現金を使う場面そのものを減らす:キャッシュレス決済が使える支払いは、そちらに寄せる
分かっていること・まだ分からないことは?
| 分かっていること | まだ分からないこと |
|---|---|
| ファミマのゆうちょATM(約5,400台)は、2027年1月から3年程度かけて順次終了(予定) | 店ごとの終了日(店頭の掲示で知らされる) |
| 終了後はファミマATMで、預け入れ・払戻し・残高照会ができる | ファミマATMで、ゆうちょの送金(電信振替・振込)ができるか(今回の発表には記載がない) |
| 手数料は平日・土曜の昼220円、それ以外330円(2026年10月現在) | 実際に切り替わる時点での手数料(料金は2026年10月現在とされている) |
| 郵便局内のゆうちょATMは原則として全時間帯無料(硬貨・一部のATMを除く) | ― |
よくある質問
Q. ファミマのゆうちょATMはいつから使えなくなりますか?
A. ゆうちょ銀行は、2027年1月から3年程度かけて順次営業を終えるとしています。全店が一度に終わるのではなく、店ごとに終了日が違います。営業終了までは、これまでどおり使えます。
Q. 近くのファミマのゆうちょATMが、いつ終わるか知る方法は?
A. 各ATMの営業終了日時は、設置している店舗ごとに掲示でお知らせするとされています。2026年10月7日時点で、店ごとの終了日の一覧は見当たりません。
Q. ゆうちょATMがなくなったあとも、ファミマでゆうちょのお金を下ろせますか?
A. 下ろせます。終了後にセブン銀行がファミリーマートに置く「ファミマATM」で、ゆうちょ銀行のキャッシュカードによる預け入れ・払戻し・残高照会が引き続き使えます。ただし手数料がかかります。
Q. ファミマATMでゆうちょのカードを使うと、手数料はいくらですか?
A. 2026年10月現在、平日8:45〜18:00と土曜9:00〜14:00は220円、それ以外の時間と日曜・休日は330円です。残高照会は無料です。ファミリーマート以外にあるセブン銀行のATMと同じ手数料です。
Q. 今のファミマのゆうちょATMとくらべて、いくら高くなりますか?
A. 今のファミマのゆうちょATMは、平日8:45〜18:00と土曜9:00〜14:00が無料、それ以外は110円です。ファミマATMでは同じ時間帯が220円と330円(どちらも2026年10月現在)なので、今の料金で比べると、どの時間帯でも1回あたり220円高くなります。
Q. ゆうちょのお金を無料で下ろせる場所はどこですか?
A. ゆうちょ銀行の店舗内や郵便局内にあるゆうちょATMは、すべての曜日・時間帯で無料です(硬貨を伴う取り扱いと、一部の郵便局に設置・隣接するATMを除く)。駅やショッピングセンターにあるゆうちょATMは、平日8:45〜18:00と土曜9:00〜14:00が無料で、それ以外は110円です。
Q. ローソンやセブン-イレブンのATMなら安くなりますか?
A. 安くはなりません。ゆうちょ銀行の料金表では、ローソン銀行ATM・セブン銀行ATM・イーネットATMは、どれもファミマATMと同じ220円(平日日中・土曜日中)と330円(それ以外)です。
Q. ファミマで通帳の記入はできますか?
A. 今のファミマのゆうちょATM(小型ATM)でも、通帳の記入・繰越はできません。通帳の記入は、郵便局などにある対応ATMか窓口で行います。
まとめ
- ファミマのゆうちょATMは2027年1月から3年程度かけて順次終了。終了日は店ごとの掲示で
- 終了日までは、今までどおり使える
- 終了後はファミマATM(セブン銀行)で、ゆうちょのカードの預け入れ・払戻し・残高照会ができる
- 手数料は、今の料金で比べるとどの時間帯でも1回220円高い(平日の昼0円→220円、夜・日曜110円→330円。2026年10月現在)
- 郵便局内のゆうちょATMは原則として全時間帯無料。ローソン・セブン-イレブンのATMはファミマATMと同じ料金
あなたはどれ?
- 平日の昼にファミマで下ろしている → 今の料金なら、終了後は1回220円。近くの郵便局内のゆうちょATMに切り替えれば、原則無料
- 夜や日曜にファミマで下ろしている → 110円が330円に。回数を減らすか、郵便局のATMが開いている時間に寄せる
- ファミマで送金や振込をしている → ファミマATMでできるかは、今回の発表には書かれていない。ゆうちょ銀行の今後の案内で確かめる
銀行のサービスが終わる話は、V NEOBANKのサービス終了で口座はどうなるかでも、公式の発表で整理しています。毎月の支払いの手数料を見直すなら、税金をクレジットカードで払うと得か損かもあわせてどうぞ。
出典: ゆうちょ銀行 プレスリリース「ファミリーマートに設置しているATMの営業終了のお知らせ ~2027年1月から営業を順次終了いたします~」(2026年10月6日)、同行「ATM利用にかかる料金・手数料」「ATMご利用時間・料金」、ファミリーマート ニュースリリース「セブン銀行とのATM設置契約の締結に関するお知らせ」(2026年3月27日)・「『ファミマATM』設置開始に関するお知らせ」(2026年6月1日)。いずれも2026年10月7日に確認。この記事は発表内容の整理で、お金の判断についての助言ではありません。