外付けSSDの選び方。容量の計算、HDDとの違い、そして私がやらかしていたこと
時事・PC 公開

※本記事はアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・もしもアフィリエイト経由)を含みます。仕様・数値は2026年8月時点で確認したものです。価格は変動が大きいため本文では扱わず、購入前に販売ページでご確認ください。
先に白状します。私は外付けSSDに家族の動画や撮影データを約1.1TB入れて、 それを1年近くバックアップなしで使っていました。 「外付けに保存した」時点で、守れているつもりになっていたんです。 コピーが1か所にしかない状態が危ないという発想が、そもそもありませんでした。
この記事は、これから外付けSSDを買う人向けの選び方ですが、 スペックの話だけでなく、私が後から知って焦ったことも一緒に書きます。 買う前に知っていたら、選び方も使い方も変わっていたと思うからです。
目次
容量は「動画が1分で何MBか」から逆算する
外付けSSDで一番迷うのが容量です。 勘で選ぶより、自分のデータの大きさから逆算するのが確実です。 目安になるのがスマホ動画のサイズで、 iPhoneのカメラ設定画面に表示される数字ではおおよそ次のとおりです。
| 画質 | 1分あたり | 1TBに入る目安 |
|---|---|---|
| フルHD(1080p・30fps) | 約60MB | 約270時間 |
| 4K(30fps) | 約170MB | 約95時間 |
| 4K(60fps) | 約400MB | 約40時間 |
iPhoneのカメラ設定画面に表示される目安(高効率=HEVCの場合・2026年8月時点)。機種や設定で変わります
私は「1TBだと足りない気がする」という感覚だけで2TBを選びました。 結果として手元のデータは1.1TBあったので、たまたま正解でしたが、 先にデータの合計サイズを確認してから買えば、賭けにする必要はなかったわけです。 パソコンやスマホのストレージ画面で「写真」「動画」の合計を見てから、その1.5〜2倍を目安にすると、買い直しになりにくいと思います。
SSDとHDD、何が違うのか
| 外付けSSD | 外付けHDD | |
|---|---|---|
| 速さ | 速い。動画の取り込みや編集向き | 遅め。保管向き |
| 大きさ・重さ | 小さく軽い。USBメモリ大のものも | 大きめ。据え置きが中心 |
| 衝撃 | 強い(動く部品がない) | 弱い。落下は故障につながりやすい |
| 同じ容量の価格 | 高い | 安い。大容量ほど差が開く |
| 壊れ方 | 予兆が出にくく、突然のことがある | 異音など前兆に気づけることがある |
ざっくり言えば、持ち歩いて使うならSSD、置いて貯めるならHDDです。 スマホやカメラの動画をよく移すなら、速くて衝撃に強いSSDのほうがストレスがありません。 一方で、あとで書くバックアップの置き場としては、同じ容量で安いHDDに分があります。
挿しっぱなしにしたら熱くなって、少し焦った話
これも買ってから知ったことです。外付けSSDをパソコンに挿しっぱなしにしていたら、 本体がじんわり熱を持っていて、「これは大丈夫なのか」と不安になりました。 調べてみると、動作中のSSDが温かくなるのは普通のことで、 各メーカーの仕様にも動作温度の範囲が書かれています。
ただし、直射日光の当たる場所や、布で覆われて熱がこもる場所は避けるのが無難です。 触れないほど熱い・エラーが頻発するといった場合は別の問題の可能性があるので、 メーカーのサポート情報を確認してください。
一番大事な話:「保存した」と「守れている」は違う
ここからが、私がやらかしていた本題です。
外付けSSDにデータを移すと、「保存した」という達成感があります。 でも、そのSSDが唯一のコピーなら、 故障したときにデータを丸ごと失うおそれがあります。 しかもSSDは、HDDのように異音などの前兆が出にくく、ある日突然読めなくなることがある種類の機械です。
私の場合、入っていたのは撮り直しのきかない家族の動画でした。 「壊れたら全部消える状態ですよ」と指摘されて、初めて血の気が引きました。 仕事のファイルなら作り直せても、思い出は作り直せません。
バックアップの世界には「3-2-1ルール」(コピーを3部・2種類の媒体・うち1つは別の場所) という考え方があります。厳密にやろうとすると大変なので、 まずはその入り口として、これだけやれば大きく変わります。
- コピーを2か所に持つ。原本のSSDとは別に、もう1台(HDDでもクラウドでも)へ同じものを入れる。 ゼロと1の差が一番大きいです
- できれば種類を変える。原本がSSDなら、控えはHDDやクラウドに。 故障の原因を分散する考え方で、同じ製品で揃えるより安心材料が増えます
- 増えたぶんを定期的に足す。一度コピーして終わりではなく、月に一度など決めて追いつかせる
私はこの指摘を受けて、バックアップ用に据え置きのHDDを足すことにしました。 2026年8月末に実売を見た範囲では、据え置きHDDは2TBより4TBのほうが 1TBあたりの単価が下がる傾向だったので、 バックアップ側は大きめを選ぶと後で困りにくいと思います。
これから買う人へ:選び方のまとめ
- 容量:いまのデータ合計を確認して、その1.5〜2倍。動画が多い人は迷ったら大きいほう
- 持ち歩く・動画を移すのが中心:スティック型やポータブルの外付けSSD。 パソコンのUSB端子(Type-AかType-Cか)だけ確認してから
- 家に置いてバックアップが中心:据え置きHDD。同じ予算なら容量を優先
- 買った日にやること:データを移して終わりにせず、2つ目のコピーの置き場所まで決める。 私のように1年後に青ざめないために

バッファロー ポータブルSSD 1TB(SSD-PUT1.0U3-B/N・スティック型)
- USBに直挿しするスティック型
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価格は変動が大きい商品です。容量違い(500GB・2TB)も同じページから選べます。 ※ リンクには広告(アフィリエイト)が含まれます
まとめ
- 容量は勘ではなく、動画1分あたりのサイズから逆算する(4K/60fpsなら1分約400MB)
- 持ち歩くならSSD、貯めるならHDD。速さと壊れ方が違う
- 動作中に温かくなるのは普通。ただし熱がこもる置き方は避ける
- 「外付けに入れた」はバックアップではない。 コピーが1か所しかないなら、それは守れていない状態
- 買った日に、2つ目のコピーの置き場所まで決める
パソコンの買い替えや移行を控えている人は、Windows 10サポート終了で何をすればいいかの記事もどうぞ。データの引っ越しの前に、バックアップを作っておくと安全に進められます。