ゲーミングPCは5万以下で買える? 2026年10月の実売では、新品はほぼ無く中古の上位はGTX 1060世代。遊びたいゲーム別の4つの道
時事・PC書いた人: パングラム運営者(美容室3店と脱毛サロン1店を経営・個人開発) 公開
※この記事に広告リンクはありません。価格は2026年10月24日にAmazon・価格.com・各社の公式サイトで確かめた表示で、毎日変わります。ゲームの必要条件は各ゲームの公式ページ、ドライバの話はNVIDIAの発表を伝えた報道、Windows 11の対応CPUはMicrosoftの一覧をもとにしています。買う前に、必ず販売ページで最新の価格と中身を確かめてください。

「ゲーミングPCが欲しい。でも予算は5万円まで」
「5万円以下で探すと、中古ばかり出てくる。大丈夫?」
結論から言うと、5万円以下で「新品のゲーミングPC」はほぼ買えません。
2026年10月24日に実際の売り場で調べると、出てくるのは中古か、グラフィックが内蔵の小さなPCでした。
ただ、遊びたいゲームによっては、PCを買わなくても遊べます。先に「何を遊びたいか」を決めると、5万円の使い道が見えてきます。
2:中古の上位にはGTX 1060搭載機。GTX 10シリーズは2025年10月で通常のドライバ更新が終わった
3:Intel第6・第7世代のCoreは、Windows 11の対応CPUの一覧に無い
4:軽いゲーム(VALORANTなど)なら、内蔵グラフィックでも動く条件がある
5:PCを買わない道=クラウドゲーミング(GeForce NOWは無料プランあり)か、ゲーム機
目次
先に結論:あなたに合うのはどれ?
| あなたの状況 | まず考える道 | 理由 |
|---|---|---|
| 軽いゲーム(VALORANT・マイクラなど)を少し遊びたい | 今のPCで試す/クラウドの無料プラン | 最低条件が軽い。お金をかけずに試せる |
| デスクトップPCを持っている | グラフィックボードを足す | 電源と空きスロットが合えば、本体を買い替えずに済む |
| 遊びたいゲームがクラウドに対応している | GeForce NOWなど | PCの性能より回線の速さが効く。月額で始められる |
| どうしても自分のPCを5万円以下で | 中古・整備済み品 | ただしグラボとCPUの世代を必ず見る(下で説明) |
| 人気のゲームを長く、手間なく遊びたい | ゲーム機(予算を少し足す) | PS5のデジタル・エディション日本語専用は55,000円 |
2026年10月、5万円で何が買える?
検索結果の1位に出るAmazonの「ゲーミングpc 5万以下」を、2026年10月24日に上から見ました。
並んでいたのは、大きく分けて次の3つです。
- 新品のミニPC:グラフィックがCPUに内蔵されたもの。5万円台から(例:Ryzen 5 PRO 6650H搭載で53,635円)
- 中古・整備済みのデスクトップ:上位にあったのはGTX 1060を積んだもの(例:Core i7の第6世代とGTX 1060で47,700円)
- ゲーム向けでない事務用PC:グラフィックボードが無く、ゲームには向かない
新品で、グラフィックボードの付いたデスクトップは見当たりませんでした。
内蔵グラフィックのミニPCで、ゲーム向けとしてよく名前が出る「Radeon 780M」を積んだものは、同じ日の検索で一番安くて69,090円でした。
理由の一つは部品の値上がりです。メモリやSSDの元になる部品(DRAM・NAND)がAI向けの需要で不足し、値上がりが続いていると複数の媒体が報じています。
中古で気をつける2つ:ドライバとWindows 11
今回の検索上位にあった5万円以下の中古は、第6世代のCore i7とGTX 1060の組み合わせでした。2016年ごろの部品です。
動くことは動きます。ただ、買う前に知っておきたいことが2つあります。
1. GTX 10シリーズは、通常のドライバ更新が終わった
NVIDIAは、GTX 900シリーズ・GTX 1000シリーズ(MaxwellとPascalと呼ばれる世代)向けの通常のドライバ(Game Readyドライバ)を、580番台で最後にしました。
2025年10月以降、これらはセキュリティの更新だけになり、2028年10月まで3か月ごとに出す計画と報じられています。
新しいゲーム向けの最適化や不具合の直しは、もう届きません。GTX 1060・GTX 1050 Tiなどが当てはまります。
GTX 1650・GTX 1660は別の世代(Turing)なので、ここには入りません。中古を選ぶなら、型番の数字を見るだけでも差が出ます。
2. 第6・第7世代のCoreは、Windows 11の対応CPUの一覧に無い
MicrosoftのWindows 11(バージョン25H2)の対応CPUの一覧で、IntelのCoreは第8世代からです。
「Core i7」と書いてあっても、第6世代(i7-6700など)や第7世代は一覧に入っていません。
中古品の中には、それでもWindows 11を入れて売られているものがあります。そうしたPCでは、大きな更新が届かなくなるおそれがあります。
Windows 10のまま使う場合の期限はWindows 10、結局いつまで使える?に、Windows 11の更新の期限はWindows 11のサポート終了はいつ?にまとめています。
遊びたいゲームの「最低条件」を見る
5万円で足りるかどうかは、遊びたいゲームで決まります。公式の最低条件を2つ並べます。
| ゲーム | 最低条件のグラフィック | メモリ | 読み方 |
|---|---|---|---|
| VALORANT | Intel HD 4000(内蔵)/Radeon R5 220 | 4GB | 最低条件は30fps。内蔵グラフィックでも動く条件 |
| Apex Legends | GeForce GTX 950/Radeon HD 7790 | 6GB | 最低条件がグラフィックボードの型番で書かれている。空き容量75GB |
「最低」は、動くための条件です。滑らかに遊べる条件ではありません。
VALORANTの公式は、最低で30fps、推奨(GT 730など)で60fpsとしています。対戦ゲームでは、60fps以上を目安にする人が多いです。
遊びたいゲームが決まっている人は、そのゲームの公式ページかSteamのページで、最低と推奨の両方を見てください。
今のPCに、グラフィックボードを足す
デスクトップPCを持っているなら、本体を買い替えずにグラフィックボードだけ足す道もあります。
価格.comでは、補助電源の要らないRTX 3050(6GB)が39,800円からでした(2026年10月24日)。
足す前に、次の3つを確かめます。
- 本体の中に、グラフィックボードを挿す場所(PCI Express x16)が空いているか
- 電源ユニットの容量と、補助電源のコネクタがあるか(補助電源が要らない製品なら、ここは楽になる)
- ケースに入る長さと厚さか(薄型の本体なら「ロープロファイル」対応の製品が要る)
グラフィックボードを足すと、電気代も増えます。目安はゲーミングPCの電気代は1ヶ月いくら?で計算できます。
PCを買わない道:クラウドとゲーム機
クラウドゲーミング(GeForce NOW)
遊ぶゲームを、遠くの高性能なPCで動かして、映像だけ手元に送ってもらう方法です。手元のPCの性能はあまり要りません。
| プラン | 月額 | 主な中身(公式の表示) |
|---|---|---|
| Free | 無料 | 広告あり・1回1時間まで・最大1080p 60fps・待ち時間が長め |
| Performance | 1,790円 | 広告なし・1回6時間まで・最大1440p 60fps・月100時間 |
| Ultimate | 3,580円 | RTX 50シリーズ相当で動く上位プラン |
遊べるのは対応しているゲームだけです。自分で持っているゲームを、対応している店(Steamなど)とつないで遊ぶ形が基本です。
まずは無料プランで、遊びたいゲームが対応しているか、家の回線で遅れが気にならないかを試すのが確実です。
ゲーム機
ソニーのPS5デジタル・エディション日本語専用は、希望小売価格55,000円です(ソニー公式・2026年10月24日)。
5万円を少し超えますが、ドライバやWindowsの心配がなく、遊べるゲームの多さもあります。
PCで遊ぶ理由(Steamのセール、MOD、配信や動画編集にも使いたい、など)が特に無いなら、ゲーム機も比べてみてください。
中古を買ったあと、最初にやること
- グラフィックボードのドライバを、メーカーの公式サイトから入れ直す
- Windowsの認証(ライセンス)が通っているかを確かめる
- ストレージの健康状態と、空き容量を見る
- ファンとケースの中のホコリを掃除する
Windowsのライセンスの見かたはミニPCのWindowsライセンスを、買った日に3分で確認する方法と同じ手順で確かめられます。何年くらい使えるかはゲーミングPCの寿命は何年?をどうぞ。
よくある質問
Q. 5万円以下で、新品のゲーミングPCは買えますか?
A. 2026年10月24日にAmazonで「ゲーミングpc 5万以下」を調べたところ、グラフィックボードの付いた新品のデスクトップは見当たりませんでした。新品で近いのは、グラフィックがCPUに内蔵されたミニPC(5万円台)です。メモリやSSDの値上がりが続いていると報じられています。
Q. 中古のゲーミングPCで、気をつけることは?
A. 2つあります。1つ目はグラフィックボードの世代です。GTX 900・1000シリーズは2025年10月で通常のドライバ更新(新しいゲーム向けの最適化)が終わり、セキュリティの更新だけになりました(2028年10月までの予定と報じられています)。2つ目はCPUの世代です。Intelの第6・第7世代のCoreは、Windows 11の対応CPUの一覧に入っていません。
Q. VALORANTやApexは、5万円以下のPCで動きますか?
A. VALORANTは最低条件が軽く、公式ではIntel HD 4000(内蔵グラフィック)・メモリ4GBで30fpsとしています。Apex Legendsは最低でもGTX 950かRadeon HD 7790・メモリ6GBが必要です。どちらも「最低」は動くための条件で、滑らかに遊べる条件ではありません。
Q. PCを買わずにPCゲームを遊ぶ方法はありますか?
A. クラウドゲーミングがあります。たとえばGeForce NOWは、無料プラン(広告あり・1回1時間まで)と、月1,790円のPerformance、月3,580円のUltimateがあります(2026年10月24日時点の公式の表示)。遊べるのは対応しているゲームだけで、回線の速さにも左右されます。
Q. ゲーミングPCが安くなる時期はありますか?
A. セールの時期はありますが、2026年はメモリやSSDの元になる部品(DRAM・NAND)の不足で値上がりが続いていると報じられていて、「待てば下がる」とは言い切れません。急がない人は、今のPCで動くゲームから始めるのも一つの手です。
まとめ
- 2026年10月24日の売り場では、5万円以下にグラボ付きの新品デスクトップは見当たらなかった
- 中古の上位にはGTX 1060搭載機。GTX 10シリーズは通常のドライバ更新が終わり、セキュリティの更新だけ
- Intelの第6・第7世代のCoreは、Windows 11の対応CPUの一覧に無い
- 軽いゲームなら内蔵グラフィックでも動く条件がある。まず遊びたいゲームの公式の条件を見る
- PCを買わない道として、クラウドゲーミング(無料プランあり)とゲーム機がある
あなたはどれ?
- 軽いゲームを少し試したい → 今のPCか、GeForce NOWの無料プランで試す
- デスクトップを持っている → 電源・空きスロット・ケースの寸法を確かめて、グラフィックボードを足す
- どうしても5万円以下で1台 → 中古なら「GTX 16以降・Core第8世代以降」を条件にして探す
出典: Amazon.co.jp「ゲーミングpc 5万以下」「ミニPC Radeon 780M」の検索結果、価格.com「RTX 3050 6GB」の検索結果、ソニー・インタラクティブエンタテインメント PS5公式ページ(デジタル・エディション日本語専用の希望小売価格)、NVIDIA GeForce NOW メンバーシップのページ、Riot Games「VALORANT スペック」、Steam「Apex Legends」のシステム要件、Microsoft「Windows 11 バージョン 25H2 でサポートされている Intel プロセッサ」、NVIDIAのMaxwell・Pascal・Voltaのドライバ方針を伝えた報道(ニッチなPCゲーマーの環境構築Z、自作ユーザーが解説するゲーミングPCガイド)、DRAM・NANDの不足と値上がりについての各社の報道。いずれも2026年10月24日に確認。