スマートウォッチでSuicaは使える? 定期券まで使えるのは3ブランド。Apple Watch・Pixel Watch・Galaxy Watch・Garmin・Fitbitの「できること」早見表
時事・PC書いた人: パングラム運営者(美容室3店と脱毛サロン1店を経営・個人開発) 公開
※この記事に広告リンクはありません。内容は、JR東日本の案内(2026年9月時点の Apple Watch の使い方、2026年7月23日の Pixel Watch・Galaxy Watch の発表)、Googleの公式ヘルプ(Fitbit の対応機種)、Garmin のサービス開始時の報道などをもとに、2026年10月21日時点でまとめました。対応機種と使える機能は変わることがあるので、買う前にメーカーとJR東日本の案内で確かめてください。

「改札で、手首をかざすだけで通れたら楽なのに」
「でも、自分のスマホで使える時計はどれ? 定期券は入る?」
結論から言うと、Suicaが使えるスマートウォッチは5ブランドです。
そのうち定期券まで使えるのは3ブランド。2026年8月から、その数が増えました。
定期券まで:Apple Watch。Pixel Watch と Galaxy Watch は2026年8月中旬から順次
定期券なし:Garmin と Fitbit。時計の中に新しいSuicaを作る方式
選び方:iPhoneなら Apple Watch。Androidで定期券を使うなら Pixel Watch か Galaxy Watch
先に結論:5ブランドの「できること」早見表
おすすめの機種より先に、何ができて何ができないかを見てください。
| Apple Watch | Pixel Watch | Galaxy Watch | Garmin | Fitbit | |
|---|---|---|---|---|---|
| 使うスマホ | iPhone | Android | Android | iPhone・Android | iPhone・Android |
| 定期券 | 使える | 使える(2026年8月中旬から順次) | 使える(2026年8月中旬から順次) | 対応の発表なし | 対応の発表なし |
| 手持ちのSuicaを移す | できる | 時計の上で発行 | 時計の上で発行 | できない(新しく作る) | できない(新しく作る) |
| チャージのしかた | ウォレット・Suicaアプリ(プライベート用のSuicaは現金チャージも可) | 時計の上、またはモバイルSuicaアプリ | 時計の上、またはモバイルSuicaアプリ | Garmin Connect アプリ | アプリのGoogleウォレットから |
Pixel Watch と Galaxy Watch は、時計の上でSuicaを発行して使います。2026年8月からは、Suicaグリーン券とおトクなきっぷも買えるようになりました。
いちばん大きな違いは、定期券が入るかどうかです。
通勤で定期券を使う人は、Garmin と Fitbit を選ぶと、定期券はスマホかカードに残すことになります。
2026年8月に変わったこと
JR東日本は2026年7月23日、Pixel Watch と Galaxy Watch のSuicaを、Androidの「モバイルSuica」アプリから操作できるようにすると発表しました。
これで、時計の中のSuicaについて、次のことができるようになります。
- モバイルSuicaアプリに登録したクレジットカードからのチャージ
- 定期券の購入
- Suicaグリーン券の購入
- おトクなきっぷの購入
開始は2026年8月中旬から順次です。日本で買った製品が対象です。
| ブランド | 発表で対象になった機種 |
|---|---|
| Google Pixel Watch | Pixel Watch 1・2・3・4 |
| Samsung Galaxy Watch | Galaxy Watch6・6 Classic・7・8・8 Classic・9・Ultra |
Pixel Watch は2022年8月から時計の上でSuicaを作れましたが、定期券はありませんでした。
これまでは、定期券を手首に入れるには iPhone と Apple Watch に乗り換えるしかありませんでした。Android のままでもできるようになった、ということです。
「順次」なので、手元の時計でまだ出ていない場合は、アプリと時計のソフトを新しくしてから待ってください。
ブランドごとの、知っておきたい点
Apple Watch
- iPhone が要る(最初の設定に使う)。一度入れれば、iPhone が近くになくても改札を通れる
- 手持ちのSuicaを、ウォレットアプリから移せる。カード裏面の番号の下4桁を入れる
- 通勤用とプライベート用など、複数枚を入れられる。改札で認証なしに使える「エクスプレスカード」は1枚だけ
- チャージや定期券を買う手続きの途中で手首から外すと、ロックがかかることがある
Pixel Watch・Galaxy Watch
- Android のスマホとペアリングして使う。iPhone では使えない
- 2026年8月中旬から順次、定期券・グリーン券・チャージをスマホのモバイルSuicaアプリから操作できる
- アプリでは、時計のSuicaに時計の印が付いて表示される
Garmin
- Garmin Connect アプリで、時計の中に新しいSuicaを作る。手持ちのSuicaは移せない
- 1台に入れられるSuicaは1枚
- サービス開始時(2020年5月)の報道では、定期券とSuicaグリーン券は不可。新幹線のチケットレスは使える、とされていた
- Suicaが使えるのは対応機種だけ。同じGarminでも使えない機種がある
Fitbit
- Googleの公式ヘルプで対応とされているのは、Charge 4・5・6、Sense・Sense 2、Versa 3・4(と Pixel Watch)
- 時計用に新しいSuicaを作る方式で、手持ちのSuicaは移せない
- アプリの名前が「Google Health」に変わっている。Suicaは、そのアプリの Google ウォレットから追加する
どれを選ぶ? スマホと定期券で決める
迷ったら、この順番で絞ると早いです。
電池の持ちを気にする人は多いです。
ただ、Suicaの使いやすさで見ると、定期券が入る3ブランドの方が定期券と普段のSuicaの支払いを手首にまとめられる点で上です。
どちらを優先するかで決めてください。
買う前に確かめる3つ
- 型番がSuica対応か。ブランドが対応していても、全機種ではない(特に Garmin)
- 日本で売られている製品か。Pixel Watch・Galaxy Watch の定期券の対応は、日本で買った製品が対象
- 手持ちのSuicaの残高をどうするか。移せない機種では、時計に新しいSuicaを作ることになる。今のSuicaはそのまま残る
スマートウォッチで健康の記録も見たい人は、スマートウォッチの心電図は日本で使える?に、機種ごとの対応をまとめています。
よくある質問
Q. スマートウォッチでSuicaは使えますか?
A. 使える機種があります。2026年10月時点で、Suicaが使えるのは Apple Watch、Google Pixel Watch、Samsung Galaxy Watch、Garmin(対応機種のみ)、Fitbit(対応機種のみ)の5ブランドです。それ以外の多くのスマートウォッチは、Suicaに対応していません。
Q. スマートウォッチでSuicaの定期券は使えますか?
A. Apple Watch は使えます。Pixel Watch と Galaxy Watch は、JR東日本が2026年7月23日に発表した対応で、2026年8月中旬から順次、Androidの「モバイルSuica」アプリから定期券を買えるようになりました。Garmin と Fitbit は、定期券に対応したという発表は見当たりません。
Q. ガーミン(Garmin)でSuicaは使えますか?
A. 対応機種なら使えます。Garmin Connect アプリから時計の中に新しいSuicaを作る仕組みで、手持ちのSuicaを移すことはできません。1台に入れられるSuicaは1枚です。サービス開始時の報道では、定期券とSuicaグリーン券は買えないとされていました。対応機種は Garmin の公式サイトで確かめてください。
Q. Apple Watch と iPhone の両方で、同じSuicaを使えますか?
A. 同じSuicaを両方で同時には使えません。Apple Watch に入れると、iPhone 側ではそのSuicaは使えなくなります。戻すときは Apple Watch から削除して、iPhone で設定し直します。別々のSuicaを1枚ずつ入れることはできるので、通勤用を時計、買い物用をiPhone、と分ける使い方もあります。
Q. スマートウォッチにSuicaを入れるメリットは何ですか?
A. スマホやカードを出さずに、手首をかざすだけで改札を通れることです。両手がふさがっているときや、スマホをカバンの奥に入れているときに楽になります。Apple Watch は一度設定すれば、iPhone が近くになくても改札を通れます。
Q. 時計の電池が切れたら、Suicaはどうなりますか?
A. 電池が切れると、時計の中のSuicaは使えなくなります。JR東日本の案内でも、遠出のときは現金やスマホも持っておくと安心としています。電池が数日もつ機種でも、充電を忘れた日のために、予備の払い方を1つ持っておいてください。
まとめ
- Suicaが使えるのは Apple Watch・Pixel Watch・Galaxy Watch・Garmin(対応機種)・Fitbit(対応機種)の5ブランド
- 定期券まで使えるのはApple Watch と、2026年8月中旬から順次の Pixel Watch・Galaxy Watch
- Garmin と Fitbit は、時計の中に新しいSuicaを作る方式で、定期券に対応したという発表は見当たらない
- 同じSuicaを、iPhone と Apple Watch の両方で同時には使えない。別々のSuicaなら1枚ずつ入れられる
- 電池が切れるとSuicaも使えない。予備の払い方を1つ持っておく
あなたはどれ?
- iPhone を使っている → Apple Watch。手持ちのSuicaも定期券もそのまま移せる
- Android で、定期券を手首に入れたい → Pixel Watch か Galaxy Watch。モバイルSuicaアプリを新しくしておく
- 定期券はいらない・電池の持ちが大事 → Garmin か Fitbit の、Suica対応の型番
出典: JR東日本「Apple WatchでSuicaを使うには」(2026年9月時点の情報・同社メディア)、JR東日本の2026年7月23日の発表(Pixel Watch・Galaxy Watch のSuicaをモバイルSuicaアプリで操作。Impress Watch 2026年7月23日の記事で内容を確認)、Google「Fitbit の Suica 対応デバイス」ヘルプ、Garmin Pay Suica のサービス開始時の報道(鉄道チャンネル 2020年5月21日・Impress Watch のレビュー)。いずれも2026年10月21日に確認。