VOICEVOXの商用利用はどこまでOK? 一番忘れがちなのは「クレジット表記」という話
ツール・権利書いた人: パングラム運営者(美容室3店と脱毛サロン1店を経営・個人開発) 公開
※本記事はアフィリエイト広告(A8.net)を含みます。また、一般的な情報の整理であり法的助言ではありません。内容は2026年8月時点の公式利用規約の記載に基づきます。最終判断は必ず最新の公式規約で確認してください。

ずんだもんの解説動画、ナレーション付きのYouTube、店の案内音声。
無料の音声合成ソフト「VOICEVOX」を使う場面は、どんどん増えています。
そこで出てくるのが、この不安です。
「これで作った音声、収益化した動画に使っていいの?」
結論から言うと、VOICEVOXは公式規約で「商用・非商用問わず利用できます」と明記されています。
無料で、収益化するYouTubeにも使えます。
ただし、条件が2つあります。ここを飛ばす人が多いです。
条件1:クレジット表記が必要。「VOICEVOX:キャラクター名」の形が定番です。
条件2:キャラクターごとの規約に従う。使うキャラクターの規約ページを1回読みます。
目次
先に結論:商用利用はOK。守る条件は2つ
やりたいことごとに並べると、こうなります。
| やりたいこと | 判定 |
|---|---|
| VOICEVOXで作った音声を、収益化するYouTubeに使う | OK(公式規約で商用・非商用問わず利用できる。ただしクレジット表記と、キャラクターごとの規約に従うことが条件) |
| クレジット表記をせずに使う | NG(クレジット表記が必要。書かないと規約違反の状態になる) |
| ずんだもん、四国めたん、といったキャラクターの声を使う | そのキャラクターの音声ライブラリ規約にも従う |
| ソフトを無断で再配布する | NG(禁止事項) |
| 逆コンパイル・リバースエンジニアリングをする | NG(禁止事項) |
合言葉にすると、こうです。
「使うのは自由、ただし名乗る(クレジット)と、キャラごとの家のルール(ライブラリ規約)に従う」
クレジット表記は必要? どこに何を書けばいい?
必要です。公式規約には、こうあります。
「ご利用の際は VOICEVOX を利用したことがわかるクレジット表記が必要です」
ここが、Canvaやクリスタとの一番の違いです。
VOICEVOXは「書かないとダメ」な側のツールです。
動画なら、概要欄や動画内に、次のような表記を入れるのが定番のやり方です。
表記の例
VOICEVOX:(使用キャラクター名)
「無料だから何も書かなくていい」と思い込んでいると、どうなるか。
規約違反の状態で収益化することになります。
ずんだもんの声を使うなら、キャラクターの規約も読む?
読みます。これが2つ目の条件です。
公式規約には、こうもあります。
「作成された音声を利用する際は、各音声ライブラリの規約に従ってください」
つまり、VOICEVOX本体の規約とは別に、キャラクターごとの規約があります。
ずんだもん、四国めたん、といったキャラクターごとに利用規約が用意されています。
| 使うもの | 従う規約 |
|---|---|
| VOICEVOX(ソフト本体) | VOICEVOX本体の利用規約 |
| ずんだもん、四国めたん、といったキャラクターの声 | VOICEVOX本体の利用規約(クレジット表記など)に加えて、各キャラクターの音声ライブラリ規約 |
キャラクターによって、企業利用の扱いや表記のルールが異なることがあります。
使うキャラクターを決めたら、そのキャラクターの規約ページを1回読む。確認はこれだけです。
ほかに、やってはいけないことは?
禁止事項には、次のものがあります。
- ソフトの無断再配布
- 逆コンパイル・リバースエンジニアリング
- 製作者や第三者に不利益を与える行為、公序良俗に反する行為
動画制作で普通に使う分には、踏まない項目です。
ただし「VOICEVOX入りの配布物を作る」ような場合は、再配布にあたらないか注意してください。
収益化の前に、何をどの順番で確かめる?
ここまでの内容を、確かめる順番に並べるとこうなります。
音声ができたら、どうやって動画にする?
VOICEVOXで書き出した音声は、動画編集ソフトに読み込みます。
ナレーションとして使うのが、基本の流れです。
サブスクを増やしたくない人には、買い切り型の編集ソフトという選択肢もあります。
たとえばGOM Mixは、買い切り型のWindows向け編集ソフトです(価格・機能は公式で確認を)。
PR:以下はGOM Mixの広告リンクです。
買い切りソフトの選び方は、買い切り動画編集ソフト5本の比較記事で整理しています。
ゆっくりボイス(AquesTalk)を使う実況の収益化は、規約の構造が別物です。
こちらはゆっくり実況の収益化の記事を読んでください。
まとめ
- VOICEVOXは商用・非商用問わず利用OK(公式規約に明記)
- ただしクレジット表記が必要。「VOICEVOX:キャラクター名」の形が定番
- キャラクターごとの音声ライブラリ規約に従う。使うキャラの規約を1回読む
- 再配布・リバースエンジニアリングは禁止
- 迷ったら、公式サイトの利用規約と各キャラクターの規約ページで確認
あなたはどれ?
- ずんだもんなどで収益化する動画を作る → VOICEVOXの規約上は商用利用できる。概要欄や動画内にクレジットを入れ、そのキャラの規約を1回読んで確かめる
- VOICEVOX入りの配布物を作る → 再配布にあたらないか注意
- ゆっくりボイス(AquesTalk)で実況する → 規約の構造が別物。ゆっくり実況の収益化の記事へ
ほかのツールの商用利用ルールは商用利用の早見表に1枚でまとめています。
PR:以下はGOM Mixの広告リンクです。
出典: VOICEVOX公式サイトの利用規約(2026年8月時点の記載)。