いらすとやの商用利用はどこまで無料? 落とし穴は「21点ルール」という話
ツール・権利書いた人: パングラム運営者(美容室3店と脱毛サロン1店を経営・個人開発) 公開
※本記事はアフィリエイト広告(A8.net)を含みます。また、一般的な情報の整理であり法的助言ではありません。内容は2026年8月時点の公式利用規約の記載に基づきます。最終判断は必ず最新の公式規約で確認してください。

お店のPOP、社内資料、チラシ、スライド。
日本中で見かける「いらすとや」の素材。使うとき、当然こう思いますよね。
「これ、商売で使ってもタダなの?」
結論から言うと、商用でも無料で使えます。
個人・法人・商用・非商用を問わず無料で利用できると、公式規約に明記されています。
ただし、有名なわりに意外と知られていない「21点ルール」があります。
ただし、1つの制作物に21点以上使う商用デザインは有償。20点までは無料です。
素材主体の再配布・販売はNG。部品として使うのはOK、素材のまま横流しはNG。
目次
先に結論:商用でも無料。ただし「1つの制作物に21点以上」は有償
使い方ごとに、無料・有償・NGを並べるとこうなります。
| 使い方 | 扱い |
|---|---|
| 商用で、1つの制作物に20点まで使う | 無料 |
| 素材を21点以上使った商用デザイン | 有償 |
| クレジット表記 | 義務は規約に書かれていない |
| Canvaのパートナーシップ経由で使う | 20点の制限がないとされている |
| 素材を主体としたコンテンツ・商品の再配布・販売 | NG |
| 攻撃的・差別的・性的・過激な使い方、公序良俗に反する利用 | NG |
| 反社会的勢力や違法行為に関わる利用 | NG |
いちばん気をつけたいのが、点数です。
次の章で、数え方をくわしく見ていきます。
21点ルールって何? どう数える?

公式規約では、素材を21点以上使った商用デザインは有償とされています。
言い換えると、1つの制作物につき20点までは無料です。
例で見ると、こうなります。
数えるのは、「1つの制作物あたり」の点数です。
作る物が変われば、数え直しです。
数えるのは「1つの制作物あたり」の点数です。チラシ1枚に5点なら無料、パンフレット1冊に30点なら有償の相談が必要、という線引きです。
作る物が変われば、数え直しです。
点数のほかに、やってはいけない使い方は?

再配布の考え方は、CanvaやクリスタのASSETSと同じです。
素材主体ではない制作物で使うのはOK、素材のまま横流しはNG。
部品として使うのはOK、素材のまま横流しはNG。
いらすとやのイラストを集めただけのグッズや素材集は、素材主体の再配布・販売にあたるのでNGです。
Canvaで使うときも、20点までの制限はある?
いらすとやの素材は、Canvaのパートナーシップ経由でも使えます。
公式規約では、Canvaパートナーシップ利用時は20点の制限がないとされています。
デザイン全体の権利の考え方はCanvaの商用利用の記事で整理しています。
たくさん使うデザインの前に、点数を数える。21点以上の商用デザインは有償、Canvaのパートナーシップ経由なら20点の制限がないとされている。
迷ったら公式規約で確認、という順番です。
作ったチラシは、どうやって配る形にする?

いらすとや入りのチラシやPOPをデータで作ったら、ネット印刷に入稿すればそのまま印刷物になります。
流れは3ステップです。
ラクスルのようなネット印刷なら、少部数から注文できます。
料金・納期は、入稿前に公式で確認してください。
まとめ
- いらすとやは商用でも無料。クレジット表記の義務も規約には書かれていない
- ただし1つの制作物に21点以上使う商用デザインは有償(20点まで無料)
- 素材主体の再配布・販売はNG。部品として使うのはOK、横流しはNG
- Canvaパートナーシップ経由は20点制限の対象外とされている
- 大量に使うデザインの前に点数を数える。迷ったら公式規約で確認
あなたはどれ?
- チラシやPOPに数点使う → 1つの制作物につき20点までは無料
- パンフレットなどでたくさん使う → 21点以上の商用デザインは有償。作る前に点数を数える
- Canvaの中のいらすとや素材(パートナーシップ経由)を使う → 20点の制限がないとされている
ほかのツールの商用利用ルールは商用利用の早見表に1枚でまとめています。
出典: いらすとや公式の利用規約(2026年8月時点の記載)。