クリスタの「規制」で素材が大量に非公開に。何が起きたか、買った素材の再ダウンロード、これからの注意点(2026年9月)
イラスト制作書いた人: パングラム運営者(美容室3店と脱毛サロン1店を経営・個人開発) 公開

※当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています。記事の途中と後半にCLIP STUDIO PAINTの広告リンクがあります。 内容は、9月23日のセルシスの発表と、それを伝えたITmedia NEWS・ASCII.jpの記事をもとに、2026年9月27日時点でまとめたものです。最新の情報は公式の案内で確認してください。
「いつものポーズ素材が見つからない」
「公式のペンまで消えてる」
9月22日ごろから、クリスタの素材サイト「CLIP STUDIO ASSETS」で、こんな声が一気に広がりました。
ポーズ、3Dモデル、ペン、フキダシ、トーン。非公開になった素材は、人物のものだけではありません。
「クリスタが規制されて、もう描けなくなるの?」と心配になった人もいると思います。 結論から言うと、あわてなくて大丈夫です。
買った素材は取り戻せます。「マイダウンロード」から再ダウンロードできるよう、セルシスが改修しました。
まだ分からないことは、「どこを直せば素材が戻るのか」という基準です。
目次
先に結論:困っているのは素材サイト。クリスタ本体の話ではありません
ポイントはここだけです。
| 変わったこと | 今回の話に入っていないこと |
|---|---|
| 素材サイトで、たくさんの素材が非公開になった | クリスタ本体の機能の変更(発表は見当たらない) |
| 非公開の素材は、検索しても出てこない | 買った素材は、マイダウンロードから再ダウンロードできる |
| 今後、年齢制限や国ごとの表示の切り替えを検討中 | セルシスいわく「作品や作者の表現そのものを否定するものではない」 |
「規制」という言葉が独り歩きしていますが、今回はあくまで素材サイトに何を載せるかの話です。 9月27日時点で、ソフトで描ける内容を制限するという発表は見当たりません。
これからクリスタ本体を買おうか迷っている人は、今回の件と本体選びは分けて考えられます。 買い切りと月額の違いはクリスタは買い切りと月額どっち?で整理しています。
PR:以下はCLIP STUDIO PAINT PROの広告リンクです。価格や条件は購入画面で確認してください。
何が起きた? 9月22日ごろからの流れ
これまでの流れです。
どんな素材が消えた?「え、これも?」が多い理由
記事で挙がっていた素材は、これだけあります。
- 人物の3Dモデル・ポーズ
- ナイフとフォークなど、食卓用品の3Dデータ
- ペン素材(セルシスが公式に配っていたペンも)
- フキダシ素材
- トーン素材
ナイフやフォーク、フキダシまで。 見ただけでは「なぜこれが?」と思う素材も含まれています。
ITmedia NEWSによると、ユーザーの間では「同じ系統でも残る素材と落ちる素材がある」「どう直せば戻るのか分からない」という声が続いています。
混乱が大きい理由は、この「基準の見えにくさ」です。
セルシスは何と言っている?
9月23日、セルシスは公式Xで説明を出しました。
現在、CLIP STUDIO ASSETSでは、一部の素材を非公開にしています。(全文は元の投稿でご覧ください)
— CLIP STUDIO(セルシス公式) @clip_celsys 投稿を見る
要点は4つです。
- なぜ?:ASSETSを使う人が世界に広がり、年齢や文化、地域によって受け止め方が大きく違う表現もあるため
- 作品を否定しているの?:「作品や作者の表現そのものを否定するものではない」
- 基準は?:「特定の部位や表現だけで一律に決まるものではなく、素材全体の内容や見せ方、掲載情報などを含めて確認している」。分かりにくいことは認めている
- 間違いだったら?:判定に誤りがあった素材や、問題のない状態に修正された素材は、確認後に順次再公開する
買った素材を取り戻す方法
お金を払って買った素材は、非公開になっても取り戻せます。
- 「マイダウンロード」から探す
セルシスは、購入済みの素材を非公開後も「マイダウンロード」から再ダウンロードできるよう改修しました。ASCII.jpによると、9月23日夜に完了しています。 - 見つからなければ、公式サポートへ
買ったはずの素材が出てこないときは、CLIP STUDIOの公式サポートに問い合わせるのが確実です。 - 作品に使っている素材は、手元に控えておく
すでにクリスタに取り込んだ素材がこの先どうなるかは、今のところ説明が見当たりません。念のため、公式ヘルプの手順でバックアップを取っておくと安心です。
仕事で使っている素材は、利用規約もあわせて見直しておきましょう。 素材の使い方のルールはクリスタの商用利用はどこまでOK?にまとめています。
素材を出品した人は? 分かっていること・まだ分からないこと
| 分かっていること | まだ分からないこと |
|---|---|
| 誤判定の素材や、問題のない状態に修正された素材は、確認後に順次再公開される | どこを直せば戻るのか(具体的な基準) |
| セルシスは掲載ルールの説明を充実させるとしている | その説明がいつ出るのか |
| 基準は素材全体の内容や見せ方、掲載情報で見ている | 非公開になったことが出品者にどう知らされるのか |
今できるのは、公式のルール説明を待つか、公式サポートに個別に聞くことです。
これから変わりそうなこと
セルシスは、掲載ルールの説明を充実させるとしています。そのうえで、次の3つを検討中です。
- 年齢制限:見られる素材を年齢で分ける
- 国や地域ごとの表示:国や地域に応じて、見える素材を切り替える
- フィルターの強化
始まる時期の発表は、今のところ見当たりません。素材の探し方や見え方は、これから変わる可能性があります。
よくある質問
Q. クリスタの「規制」で、描ける内容も制限されるのですか?
A. 非公開になっているのは、素材サイト「CLIP STUDIO ASSETS」に載っている素材です。セルシスは今回の対応について「作品や作者の表現そのものを否定するものではない」と説明しています。2026年9月27日時点で、ソフトで描ける内容を制限するという発表は見当たりません。
Q. お金を払って買った素材が非公開になりました。もう使えませんか?
A. 使えます。セルシスは、購入済みの素材は非公開になった後も「マイダウンロード」から再ダウンロードできるよう改修したと説明しています(ASCII.jpによると9月23日夜に完了)。見つからないときは、CLIP STUDIOの公式サポートに問い合わせてください。
Q. 自分が出品した素材が非公開になりました。どうすれば戻りますか?
A. セルシスは、判定に誤りがあった素材や、問題のない状態に修正された素材から、確認して順次再公開するとしています。ただ、どこを直せば戻るのかという具体的な基準は、9月27日時点では見当たりません。公式のルール説明を待つか、公式サポートに個別に聞くのが確実です。
Q. 非公開になる基準は何ですか?
A. セルシスは「特定の部位や表現だけで一律に決まるものではなく、素材全体の内容や見せ方、掲載情報などを含めて確認している」と説明し、基準が分かりにくいことも認めています。細かい線引きの一覧は、9月27日時点では見当たりません。
まとめ
- 9月22日ごろから、クリスタの素材サイトでポーズ・3Dモデル・ペン・フキダシ・トーンなどが大量に非公開に
- 今回は素材サイトに何を載せるかの話。クリスタ本体の機能が変わるという発表は見当たらない
- 買った素材は「マイダウンロード」から取り戻せる
- 誤判定の素材や、問題のない状態に修正された素材は、確認後に順次再公開。「どこを直せば戻るか」の基準は見当たらない
- 年齢制限や国ごとの表示を検討中
あなたはどれ?
- 買った素材が見つからない → まず「マイダウンロード」
- 出品した素材が消えた → 公式のルール説明を待つか、サポートに聞く
- クリスタ本体を買うか迷っている → 今回の件とは分けて、下のリンクで今の価格を確認
PR:以下はCLIP STUDIO PAINT PROの広告リンクです。
12ヶ月ライセンスと年額の違いはクリスタの12ヶ月ライセンスとは、 ツールごとの商用利用のルールは商用利用の早見表にまとめています。
出典: セルシス公式X(@clip_celsys・2026年9月23日の投稿)、ITmedia NEWS「『クリスタ』素材、大量非公開でユーザー混乱 人物だけでなくペンや公式素材まで セルシス『誤判定もあった』が……」(2026年9月24日)、ASCII.jp「『クリスタの素材が見つからない』大量非公開で混乱、セルシスが謝罪」(2026年9月25日更新)。いずれも2026年9月27日に確認。筆者はCLIP STUDIO ASSETSに素材を出品していません。