ツール・お金

ペンタブの「クリスタ付き」は2年と3ヶ月がある。ワコム型番別の中身を並べました

ツール・お金 公開

※本記事はアフィリエイト広告(A8.net・Amazonアソシエイト)を含みます。バンドル内容は2026年8月時点のワコム公式・セルシス公式の表記に基づき、価格は2026年8月27日時点のAmazon表示価格です。いずれも変更されることがあるため、購入前に必ず販売ページと公式サイトで最新の条件を確認してください。

ペンタブを探していると「クリスタ付き」という文言をよく見かけます。 ただ、この「付き」の中身は製品ごとにかなり違います。PRO 2年のものもあれば、PRO 3ヶ月+3ヶ月のものもある。 さらに、ワコム公式サポートは付属ライセンスについて「期限付きのライセンスです」とはっきり書いています。 つまり「ペンタブを買えばクリスタが無期限で手に入る」という話ではありません。 まず、そこを型番別に並べます。

目次
  1. 1ワコム製品別・付属するクリスタの中身(2026年8月時点)
  2. 2大前提:付属ライセンスは無期限版ではありません
  3. 3iPadで描きたい人は、ここで一度止まってください
  4. 4実売価格で考えると、どれが得なのか
  5. 5クリスタを単体で買う場合との比較
  6. 6結局どう選ぶか(正直な分け方)
  7. 7買う前に確認したい、型番の落とし穴
  8. 8クリスタを単体で見る場合
  9. 9まとめ

ワコム製品別・付属するクリスタの中身(2026年8月時点)

ワコム公式のバンドルソフトウェア紹介ページに記載されている内容です。

ワコム製品グレード使える期間
Wacom Intuos(CTL-4100 / CTL-6100 など)PRO2年
One by WacomPRO3ヶ月+3ヶ月
Wacom One シリーズ/Wacom One 14PRO3ヶ月+3ヶ月
Wacom Intuos Pro(PTK470 など)EX3ヶ月+3ヶ月
Wacom Cintiq/Cintiq ProEX3ヶ月+3ヶ月
Wacom MovinkEX3ヶ月+3ヶ月
Wacom MovinkPad 11DEBUT2年
Wacom MovinkPad Pro 14DEBUT / EX1年 / 3ヶ月+3ヶ月

出典:ワコム公式「バンドルソフトウェア紹介ページ」(2026年8月時点の記載)

Wacom Intuos24ヶ月(2年)Wacom MovinkPad 1124ヶ月(2年)One by Wacom6ヶ月(3+3)Wacom One シリーズ6ヶ月(3+3)Wacom Intuos Pro6ヶ月(3+3)Wacom Cintiq シリーズ6ヶ月(3+3)
付属するクリスタを使える月数の比較(2026年8月時点)。グレードはIntuos・One by Wacom・Wacom OneがPRO、Intuos Pro・CintiqがEX、MovinkPad 11がDEBUT。期間の長さとグレードの高さは一致しない。

並べてみると、期間がいちばん長いのは入門機に近いWacom Intuosの「PRO 2年」です。 上位機のIntuos ProやCintiqはグレードがEXに上がる代わりに、 期間は3ヶ月+3ヶ月と短くなります。 「高い製品ほど長く使える」わけではない、という点は知っておいて損がないところです。

大前提:付属ライセンスは無期限版ではありません

ここが一番の誤解ポイントです。CLIP STUDIO公式サポートのFAQには、ワコムペンタブレットに付属するCLIP STUDIO PAINT PRO/EXは期限付きのライセンスであり、 使える期間は製品ごとに異なる、と書かれています。 期間が過ぎたあとも使い続けたい場合は、あらためて購入する形になります。

また、利用にはWacom IDでの製品登録が必要です。 箱を開けてすぐ勝手に使える状態になっているわけではなく、 登録してライセンスを受け取る手順を踏みます。

iPadで描きたい人は、ここで一度止まってください

セルシスが2021年10月6日に発表した内容によると、 Wacom Intuos・Wacom Oneにバンドルされるライセンスの対応OSはWindows / macOS / Android / Chromebookで、 そのうち1台で使う形です。iPad・iPhoneはこのバンドルの対象に含まれていません

iPadで描くつもりでペンタブのバンドル目当てに買っても、 そのライセンスはiPadでは使えない、ということになります。 iPadでクリスタを使う場合の料金体系は12ヶ月ライセンスの記事のほうで整理しているので、そちらを先に見てもらったほうが早いと思います。

実売価格で考えると、どれが得なのか

2026年8月27日時点のAmazon表示価格で並べると、こうなっていました。 (価格は頻繁に変わります。必ず販売ページで最新価格を確認してください)

製品価格付属するクリスタ
Wacom Intuos Small ベーシック(CTL-4100/K0)8,800円PRO 2年
Wacom Intuos Small ワイヤレス(CTL-4100WL/K0)10,730円PRO 2年
One by Wacom Small(色により差あり)12,780円PRO 3ヶ月+3ヶ月
Wacom One small15,090円PRO 3ヶ月+3ヶ月

2026年8月27日時点のAmazon表示価格。価格は頻繁に変わります

この日の並びでは、入門機として案内されることの多いOne by Wacomより、 Wacom Intuosのほうが安く、しかも付属ライセンスは2年と長いという逆転が起きていました。 ペンタブは色違い・限定モデル・在庫状況で価格が入れ替わりやすいので、 「入門機だから安い」と決めてかからず、その時の実売価格を見比べたほうがよさそうです。

クリスタを単体で買う場合との比較

クリスタ側の値段は、2026年8月時点で次のようになっています。

買い方PROEX期限
無期限版(買い切り)6,900円28,900円なし
12ヶ月ライセンス3,000円8,300円1年で失効
ペンタブ付属(Wacom Intuos)2年で失効

無期限版はWindows・macOS向け(2026年8月時点)

PROの12ヶ月ライセンスが3,000円なので、 バンドルの「PRO 2年」は単純計算で6,000円分にあたります。 Intuos Small ベーシックが8,800円だったこの日で言えば、 クリスタ2年分を差し引いた残りが本体価格、という見方はできます。

ただし、ここで正直に言っておきたいことがあります。無期限版のPROは6,900円で、こちらは期限がありません。 長く描き続けるつもりの人にとっては、 2年で失効するバンドルより、無期限版を一度買ってしまうほうが 結果的に安くつくことは十分にありえます。 バンドルの2年が終わったあと、続けるにはまた払うことになるからです。

結局どう選ぶか(正直な分け方)

買う前に確認したい、型番の落とし穴

調べていて気になったので、いくつか書いておきます。

ワコム Intuos Small ベーシック CTL-4100/K0

ワコム Intuos Small ベーシック CTL-4100/K0

  • CLIP STUDIO PAINT PRO 2年ライセンス付き
  • 板タブ(Sサイズ)
  • Windows / macOS
Amazonで現在価格を見る

価格は変動します。付属ソフトは購入前に商品ページとワコム公式でご確認ください。 ※ リンクには広告(アフィリエイト)が含まれます

クリスタを単体で見る場合

ペンタブはすでに持っていて、クリスタだけ必要という場合は公式から直接どうぞ。 グレードの選び方は買い切りと月額を比べた記事にまとめています。

※ 公式バナー(広告・アフィリエイト)です

まとめ

描いたものを販売する予定があるならクリスタの商用利用の境界線を、ほかのツールのルールをまとめて確認したいときは商用利用の早見表をどうぞ。