プラチナプリファードは年500万円で頭打ち。年1,000万円を1枚に集めていた私が、公式ページを読み直して気づいたこと
お金 公開
※当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています。本記事は一般的な情報の整理であり、特定のカードの申込や投資を勧める助言ではありません。内容は2026年9月2日時点で各カード会社の公式サイトに記載されていた条件に基づきます。ポイントは1pt=1円で換算しています。条件は改定されることがあるため、最終判断は必ず公式サイトの最新情報でご確認ください。
私は年に1,000万円近くをクレジットカードで払っています。 そのほぼ全部を三井住友カード プラチナプリファードの1枚に集めていました。 理由は単純で、「集めるほど特典が増える」と思っていたからです。
ところが公式ページの注意事項を最後まで読んだら、継続特典は年400万円、積立の上乗せは年500万円で上限に達し、そこから先は基本の1%しか付かないことが分かりました。 残りの500万円は、条件の合う別のカードに移せば還元が増える余地があります(年会費・利用可能枠・ポイントの使い道は別途見る必要があります)。
この記事は、その「読み直し」で分かったことを、公式の条件だけで整理したものです。 同じように1枚に集約している人の判断材料になれば、と思って書いています。
目次
結論:継続特典は400万円、積立の上乗せは500万円で上限
- 継続特典は「前年100万円のご利用ごとに10,000ポイント、最大40,000ポイント」。つまり400万円で打ち止め
- クレカ積立の上乗せは「年間カードご利用金額300万円以上で積立額の1%、500万円以上で2%」。500万円が最上位で、それ以上使っても上がらない
- 2つは別の条件ですが、どちらも年500万円を超えた分には上乗せがない。1,000万円使っても、後半500万円に付くのは基本の1%だけです
数字の出どころは三井住友カードの公式ページ(継続特典の注意事項と、つみたて投資の特典ページ)です。以下、順に見ていきます。
継続特典は400万円で止まる
プラチナプリファード(年会費33,000円・税込)の継続特典は、公式に「毎年、前年100万円のご利用ごとにプラス10,000ポイントをプレゼント(最大40,000ポイントまで)」と書かれています。 利用額と特典の関係を並べると、こうなります。
400万円までは実質「1%上乗せ」ですが、そこから先の1円も継続特典には反映されません。 公式にはさらに「景品表示法の定めに基づき、ご利用金額に対する年間ポイント付与率は最大20%まで」という注記もあり、特典の設計そのものに上限がある前提で作られています。
積立の3%は、年500万円が最上位
プラチナプリファードでSBI証券のクレカ積立をすると、公式には次の2段構えでポイントが付きます。
- 毎月の「三井住友カードつみたて投資」に対し1%
- 加えて、年間のカードご利用金額が300万円以上なら年間積立合計金額の1%、500万円以上なら2%を上乗せ
合計で最大3%。ここで大事なのは、「500万円以上」が最上位のティアだということです。600万円でも1,000万円でも、積立への上乗せは2%のままです。
積立の上限は、三井住友銀行の案内ページで「積立設定可能額 100円以上1円単位 上限100,000円」と確認できます。 月10万円を積み立てる場合、年間120万円の3%で36,000pt。500万円を割ると2%に落ちるので、その差は年12,000ptです。
もう1つ見落としやすい点として、積立額そのものは「年間カードご利用金額」の集計に入りません。公式の集計対象外リストに「三井住友カードつみたて投資(SBI証券)」が明記されています。 月10万円の積立を「年120万円分の利用」として数えてはいけない、ということです。
「500万円ちょうど」にしてはいけない2つの理由
頭打ちが500万円なら、ぴったり500万円に調整すればいい。そう考えたくなりますが、公式の条件を読むと危ないことが分かります。
- 理由1:集計に入らない支払いが意外と多い。公式の対象外リストには、年会費、SBI証券のつみたて投資、キャッシングリボ、リボ・分割手数料、 交通系や電子マネーへのチャージ(Edy・WAON・nanaco・モバイルSuica等)、決済サービスへのチャージ(VポイントPay・ANA Pay・ミャクぺ!等)、 国民年金保険料などが並んでいます。さらにau PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードへのチャージは2026年3月1日から集計対象外になりました。 「500万円使ったつもり」が集計上は480万円、ということが起こります
- 理由2:集計期間が入会月ベース。年間利用額の集計は「本会員のカード入会月の翌月1日から、入会月の12ヵ月後の末日まで」です。 1月から12月ではありません。入会月を確認せずに調整すると、締めの月を読み違えます
そこで私が採った置き方は、プラチナプリファードに550〜600万円を残して、超過分だけを別カードへというものです。 50万円分の余裕は、対象外項目と集計期間のズレを吸収するためのもので、あくまで一例です。ご自身の支払い内訳で対象外がどれだけあるかによって、適切な余裕は変わります。
Vポイントの出口が細る見込み(店頭告知・報道ベース)
Vポイントを貯める人の多くが使っていた出口が、ウエルシアの「お客様感謝デー」でした。毎月20日にWAON POINTを1.5倍の価値で使える日です。
ウエルシア公式FAQでは現在、「WAON POINTを200ポイント以上のご利用で1.5倍分お買い物ができる」「使用ポイントの上限は1日3万ポイントまで」と案内されています。 ここに、2026年11月20日から上限が5,000ポイントに下がるという告知が出ました。 この変更は店頭掲示と各メディアの報道で確認できるもので、公式FAQ上ではまだ更新されていません(2026年9月2日時点)。確定情報として扱う前に、店頭かウエルシア公式で確認してください。
もし告知どおりになれば、という仮定で計算すると、1.5倍で使えるのは月5,000pt=7,500円分まで。年間1,000万円の決済でVポイントは13万pt以上発生しますが、1.5倍で出せるのは年6万pt程度が天井で、余った分は1円換算で使うことになります。 この仮定が正しければ、Vポイントを1枚のカードに集め続ける動機は以前より弱くなります。
超過分の移し先:4枚を実効還元率で比べる
移し先を選ぶ物差しは1つにしました。実効還元率=(獲得ポイント − 年会費)÷ 利用額。ポイントは1pt=1円で見ています。
| カード | 年会費 | 年400万円を載せた場合 | 実効 | 向く用途 |
|---|---|---|---|---|
| リクルートカード(Visa/Mastercard) | 無料 | 48,000pt | 1.2% | 現金同等で最も単純 |
| エポスプラチナ | 30,000円(招待は20,000円。年間100万円以上の利用で翌年以降20,000円) | 基本20,000pt+ボーナス40,000pt=60,000pt | 年会費2万円なら1.0% | プライオリティ・パス等の付帯を使う人 |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円(年100万円利用で翌年以降永年無料) | 100万円だけ載せて 5,000+10,000=15,000pt | 1.5%(100万円ちょうどで) | 「100万円だけ」を置く枠 |
| 三井住友カード ビジネスオーナーズ プラチナプリファード | 33,000円 | 40,000+継続特典40,000=80,000pt | 約1.18% | 事業経費を分ける人 |
それぞれ、公式で確認できた条件と注意点です。
- リクルートカード:公式に「発行手数料・年会費は無料」「10,000円分のお買い物で120円分のポイント」=1.2%。 ただし電子マネーチャージは月30,000円までがポイント対象、JCB版はチャージ分が0.75%(2022年2月16日から)、タッチ決済はJCB版のみでVisa/Mastercardは対象外。一般カードなので、年400万円を載せるには利用可能枠が足りない可能性があります
- エポスプラチナ:公式のボーナスポイント表は100万円〜20,000pt、200万円〜30,000pt、300万円〜40,000pt、500万円〜50,000pt、700万円〜60,000pt…1,500万円〜100,000pt。2026年5月以降の加算分(集計期間終了2026年3月以降)から、50万円〜3,000ptの段が追加されました。基本還元は0.5%です
- ゴールド(NL):公式に「年会費 通常5,500円(税込)。年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料」「毎年、年間100万円のご利用で10,000ポイントプレゼント」。 基本は200円につき1ポイント(0.5%)なので、100万円ちょうどで止めると実効1.5%、載せるほど効率が落ちるカードです(200万円で1.0%、400万円で0.75%)。初年度の年会費5,500円は利用額に関わらずかかります
- ビジネスオーナーズ プラチナプリファード:公式に「年会費 本会員33,000円(税込)」「毎年、前年100万円のご利用ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)」。 対象は法人代表者・個人事業主(副業・フリーランス含む)。個人用と経費用でプラチナプリファードを2枚にする、という選択肢です
エポスプラチナの年会費は、公式では通常30,000円、エポスからの招待で申し込んだ場合は20,000円、年間100万円以上の利用で翌年以降は20,000円と案内されています。 表の「年会費2万円なら1.0%」は、年会費が2万円になる場合の数字です。一般のエポスカード自体は年会費永年無料ですが、招待の有無や条件は公式で確認してください。
候補から外したカード:PayPayカード ゴールド
以前なら候補に入っていたPayPayカード ゴールドは、公式のお知らせ(2026年4月9日)で「+0.5%特典」が2026年6月2日以降に終了し、代わりに年間100万円以上の決済で11,000ポイントという年間利用特典に変わりました。基本の1.0%は据え置きです。
基本の1.0%は続きますが、年間利用特典は100万円で上限で、年会費11,000円と11,000ポイントがほぼ相殺されます。 高額決済を載せることで上乗せが増える設計ではなくなったため、この記事では超過分の移し先の候補から外しています。 2026年5月31日までの入会者には、最長2027年6月1日までの移行措置があります。
分散の設計例(年1,000万円の場合)
上の条件を全部踏まえた組み方の一例です。正解は1つではないので、考え方の例として見てください。
| 枠 | カード | 載せる額 | 狙い |
|---|---|---|---|
| 1 | プラチナプリファード | 550〜600万円 | 継続特典40,000pt+積立3%を維持。対象外項目のぶん余裕を持たせる |
| 2 | ゴールド(NL) | 100万円ちょうど | 実効1.5%、年会費永年無料。超えると効率が落ちるので止める |
| 3 | ビジネスオーナーズ プラチナプリファード | (事業をしている人なら)経費 | 経費を個人用と分けつつ約1.18%。該当しない人はこの枠を飛ばす |
| 4 | リクルートカード(Mastercard)または エポスプラチナ | 残り | 現金同等の1.2%か、付帯サービス込みの1.0%かで選ぶ |
移した先のポイントに出口があるかも見ておいてください。リクルートポイントはPonta・dポイントへ1:1で交換でき、 Pontaは公式案内でau PAY残高へ1pt=1円、月間上限20,000円分までチャージできます。1円換算の出口が確保されている分、貯めっぱなしになりにくいです。
使わなくなったカードは、解約より「減枠」
集約をやめると、使わないカードが出てきます。年会費がかかるものは解約を考えますが、年会費無料のカードは、解約の前に利用可能枠を下げる選択肢も比べるようにしました。
- 解約すると、そのカードで積み上げた利用実績は手元に残らない。減枠なら契約自体は続く
- 利用可能枠が小さければ、万一不正利用されたときに使われうる上限もそのぶん小さくなる
- 他社カードの枠が新規申込の与信にどう影響するかは、カード会社ごとの判断で、外からは分かりません。気になる場合はカード会社に確認するのが確実です
解約するときは、ポイントを使い切る、引き落とし先に設定していないか確認する、年会費の請求月の前月までに手続きする、の3つを先に済ませてください。
まとめ
- プラチナプリファードの継続特典は400万円で最大40,000pt、積立の上乗せは500万円が最上位。それ以上は基本1%
- 500万円ちょうどは危ない。集計対象外の支払い(チャージ・年会費・つみたて投資等)と入会月ベースの集計期間があるので、550〜600万円を残す
- ウエルシアの上限変更(2026年11月20日〜)は店頭告知・報道ベースで公式FAQは未更新。告知どおりなら、Vポイントを集め続ける理由は弱くなる
- 超過分の移し先は実効還元率で比べる。リクルート1.2%、ゴールド(NL)は100万円ちょうどで1.5%、エポスプラチナは付帯込みで1.0%
- 使わないカードは解約より減枠。年会費無料なら残す
- 条件は改定が多い。申し込む前に必ず公式の最新ページで再確認を。この記事の数字は2026年9月2日時点のものです
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