経費をSuicaやau PAYにチャージして払うと、プラチナプリファードの年間利用額に入らない【対象外リストと流れ図】
お金 公開

※当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています。本記事は一般的な情報の整理であり、特定のカードの申込を勧める助言ではありません。内容は2026年9月9日時点で三井住友カードの公式サイトに記載されていた条件に基づきます。条件は改定されることがあるため、最終判断は必ず公式サイトの最新情報でご確認ください。
私は年に1,000万円近くをカードで払っていて、そのうち一部を「チャージしてから払う」形にしていました。 交通費はモバイルSuicaにチャージしてから、仕入れの一部はAmazonギフト券を買ってから。 どちらもカードで払っているので、当然「年間利用額」に数えられていると思っていました。
ところがプラチナプリファードの公式の注意事項を読むと、電子マネーや決済サービスへのチャージは、継続特典の集計に入らないと書いてあります。 しかも2026年3月1日から、au PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードも対象外に加わりました。
この記事は、公式の対象外リストをそのまま並べて、「直接払う」と「チャージして払う」で何が違うのかを流れ図にしたものです。 前回のプラチナプリファードは年500万円で頭打ちの姉妹編です。
目次
公式の「集計対象外」リスト(原文)
三井住友カードの公式ページ「プラチナプリファード 継続特典の注意事項」には、年間利用額の集計に入らない支払いが次のように書かれています(2026年9月9日に確認)。
- 年会費(クレジットカード、ETCカード、PiTaPaカード)
- 三井住友カードつみたて投資(SBI証券)
- キャッシングリボ、海外キャッシュサービス、その他ローンの返済金
- リボ払い・分割払い手数料
- 交通系およびその他電子マネーへのチャージ(Edy、WAON、nanaco、モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルICOCA)
- 各種決済サービスへのチャージ(VポイントPay、ANA Pay、ミャクぺ!、au PAY、Kyash、JAL Pay、バンドルカード)
- 三井住友カード発行のプリペイドカードへのチャージ
- 国民年金保険料
- 三井住友銀行外貨自動積立サービス(クレジットカード決済)
このうちau PAY、Kyash、JAL Pay、バンドルカードは「2026年3月1日より集計対象となりません」と注記されています。それまでは対象だったものが、外れた形です。 集計期間は原文で「本会員のカードご入会月の12ヵ月後末までをご利用の対象期間として」と書かれていて、1月〜12月ではありません。 もう1つ見落としやすいのが、リストにある「三井住友カードつみたて投資(SBI証券)」です。積立の上乗せ特典を狙って月10万円を積み立てても、その120万円は年間利用額に数えられません。
同じ三井住友カードのゴールド(NL)も同じです。年会費永年無料と継続特典の条件(年100万円)の注意事項に、年会費・つみたて投資・キャッシングなどの対象外項目と、「2026年3月1日より、au PAY、Kyash、JAL Pay、バンドルカードについても集計対象となりません」の注記があります。 NLの集計期間は原文で「本会員のカードご加入月の11ヵ月後末までをご利用の対象期間として」と書かれていて、プラチナプリファードの「12ヵ月後末まで」とは1か月ずれます。NLで100万円ちょうどを狙う人ほど、チャージ経由の分を外して数える必要があります。
直接払う/チャージして払う:流れ図で見る違い
同じ店で同じ金額を払っても、途中に「チャージ」が挟まるかどうかで、集計の扱いが変わります。
何がいくら減るのか
まず減るのは「特典の段に届くための利用額」です。チャージした分にカード自体のポイントが付くかどうかは別の話で、チャージ先ごとの規定によります(この記事では扱いません)。
- 継続特典:前年100万円ごとに10,000pt、最大40,000pt。年400万円に届くかどうかの境目でチャージ経由が100万円あると、10,000ptの差になります
- クレカ積立の上乗せ:積立には基本の1%が付き、それとは別に年間利用額300万円以上で積立額の1%、500万円以上で2%が上乗せされます。500万円の境目で外れると上乗せが2%→1%になり、月10万円積立なら年12,000ptの差(積立額は年120万円、その1%分)
- 逆に、すでに年間利用額が600万円を超えている人は、チャージ経由の100万円が外れても継続特典は40,000ptのまま。減るのは「境目にいる人」だけです
| 直接払いの合計(=集計される額) | チャージ経由の分(集計外) | 継続特典 | 積立の上乗せ(基本1%とは別) |
|---|---|---|---|
| 400万円 | 0円 | 40,000pt | 1%(300万円以上) |
| 300万円 | 100万円 | 30,000pt(−10,000) | 1% |
| 450万円 | 100万円 | 40,000pt | 1%(500万円に届かず −12,000pt相当) |
| 600万円 | 100万円 | 40,000pt | 2%(変わらず) |
継続特典は公式の「100万円ごとに10,000pt・最大40,000pt」、積立上乗せは公式の「300万円以上1%・500万円以上2%」から計算。積立は月10万円(年120万円)の前提。
経営者が引っかかりやすい経費3つ
- 交通費:モバイルSuica・PASMO・ICOCAへのチャージは対象外。改札はそのままでも、定期券や乗車券をカードで直接買う分は通常のカード利用です
- コード決済で払う仕入れ・広告費・備品:au PAYやKyashの残高にチャージしてから払う形は、2026年3月1日から対象外。一方、PayPayや楽天ペイの「カード払い」のように、残高へのチャージを挟まずカードから直接引き落とす形は、公式の対象外リストには載っていません(2026年9月9日時点)。ただし各サービスの支払い方式が変わることがあるので、「残高にチャージしているか、カードから直接か」を都度見てください
- Amazonギフト券:公式の対象外リストに明記はありません(2026年9月9日時点)。私は「書いていないから安全」と読まずに、直接カード払いに戻しました。ポイントの付与とは別の話なので、断定はしません
直し方:チャージが要る物は「集計を諦める側」に寄せる
やることは2つだけです。
- 直接払える物は直接払う。仕入れ・広告費・請求書のカード払い・ETC(ETCカードの利用は通常のカード利用)は、チャージを挟まずに払える
- どうしてもチャージが要る物は、別のカードに寄せる。私は、プラチナプリファードの集計に混ぜないために、年会費無料のカードをチャージ専用にしました。一例で、正解は1つではありません。カードごとにチャージの条件は違い、たとえばリクルートカードは公式に「電子マネーチャージは月30,000円までがポイント対象」「JCB版はチャージ分0.75%(2022年2月16日から)」と書かれています(2026年9月9日確認)
「どのカードで、いくら、何を払っているか」を一度書き出すと、チャージ経由の合計が見えます。 私はそれをやって初めて、Suicaとギフト券の合計が思ったより大きいことに気づきました。
よくある質問
Q. モバイルSuicaにチャージした分は、プラチナプリファードの年間利用額に入りますか?
A. 入りません。公式の注意事項に「交通系およびその他電子マネーへのチャージ(Edy、WAON、nanaco、モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルICOCA)」が集計対象外として明記されています(2026年9月9日時点)。
Q. au PAYやKyashへのチャージはいつから対象外になりましたか?
A. 公式の注意事項に、au PAY、Kyash、JAL Pay、バンドルカードへのチャージは2026年3月1日より集計対象とならない旨が明記されています。
Q. Amazonギフト券の購入は対象外ですか?
A. 公式の対象外リストには、Amazonギフト券の購入は明記されていません(2026年9月9日時点)。リストにあるのは電子マネーと決済サービスへのチャージ、年会費、つみたて投資、キャッシング、ローン返済、国民年金保険料などです。気になる場合はカード会社に確認してください。
まとめ
- プラチナプリファードの継続特典と積立上乗せは、電子マネー・決済サービスへのチャージを年間利用額に数えない(公式の注意事項)
- au PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードは2026年3月1日から対象外。以前は入っていた
- 減るのは「特典の段の境目にいる人」。継続特典なら1段10,000pt、積立上乗せなら年12,000pt相当
- 直接払える物は直接、チャージが要る物は別の無料カードへ。まず「チャージ経由の合計」を書き出す
- 条件は改定が多い。この記事の数字は2026年9月9日時点。申し込む前・置き方を変える前に公式の最新ページで再確認を
前回の年500万円で頭打ちになる話と合わせて読むと、「どこまで載せて、どこから分けるか」の線が引きやすくなります。
出典: 三井住友カード「プラチナプリファード 継続特典の注意事項」(集計対象外の一覧・2026年3月1日の変更注記・集計期間)、同「三井住友カード ゴールド(NL)年間100万円利用特典の注意事項」(対象外一覧・加入月の11ヵ月後末までの集計期間・2026年3月1日の変更注記)、リクルートカード公式(電子マネーチャージのポイント付与条件)。いずれも2026年9月9日に公式サイトで直接確認。