ルーターのインターネットランプが光らない・消えたときの原因と直し方。メーカー別のランプの意味と、回線側か見分ける順番
時事・PC書いた人: パングラム運営者(美容室3店と脱毛サロン1店を経営・個人開発) 公開
※この記事には広告リンクはありません。内容は、バッファロー・NEC(Aterm)・エレコム・アイ・オー・データ・TP-Link・NTT東日本・NTT西日本の公式サポートページをもとに、2026年10月15日時点でまとめたものです。ランプの名前や色の意味は機種によって違うので、最後は手元の機器の取扱説明書で確かめてください。

「ルーターのインターネットのランプだけ、消えている」
「スマホのWi-Fiマークは出ているのに、何も開かない」
結論から言うと、まず光回線の機器(ONU)のランプを見て、回線側かルーター側かを分けます。
そのうえで、回線に近い機器から順番に入れ直します。
多くは、この2つで原因の見当がつきます。
ただ、その前に1つだけ確かめてほしいことがあります。
ランプが消えていても、正常な使い方があることです。
見分け方:光回線の機器(ONU・ホームゲートウェイ)の「光回線」「認証」ランプが消えていれば、回線側の可能性が高い。
直す順番:ケーブルを確かめる → ONU → ルーター → スマホやパソコン、の順に入れ直す。
それでもだめなら:設定(ID・パスワード)、地域の障害情報、ルーターの故障の順に疑う。
目次
先に確認:本当にネットにつながっていない?
インターネットランプが消えていても、ネットが見られるなら問題ありません。
よくあるのは、次の使い方をしているときです。
- 回線会社から借りた機器にルーターの機能があり、自分で買ったルーターはWi-Fiを飛ばすだけにしている(APモード・ブリッジモード)
- 2台目のルーターを、電波を広げる中継機として使っている
バッファローは、この使い方ではつながっていてもランプが消えることがあり、異常ではないと説明しています。アイ・オー・データも、一部の機種(WN-DEAX1800GRシリーズ)はAPモードだと消えるが正常、としています。
NECのAtermでは、ブリッジモードのときにランプが橙色に点きます。これも、つながっていれば問題ないとしています。
スマホやパソコンで、いくつかのサイトを開いてみてください。
開けるなら、ここで終わりです。開けなければ、次へ進みます。
ランプの意味は、メーカーでどう違う?
同じ「インターネットのランプ」でも、名前と色の意味はメーカーで違います。
| メーカー | ランプの名前 | 消えている | そのほかの色・点滅 |
|---|---|---|---|
| バッファロー | INTERNET | インターネットにつながっていない(AP・中継機として使っているときは正常でも消える) | INTERNETランプは緑か消灯だけ。別の電源ランプ(POWER)が橙に点滅していたら「エラー発生中」 |
| NEC(Aterm) | ACTIVE | つながっていない。再起動・障害の確認・ブリッジモード・ID入力のどれかで対処 | 緑の速い点滅=ケーブルの差し先などを確認/1秒ごとの点滅=ID・パスワードの誤り/橙=ブリッジモードで動作中/赤の点滅=回線会社の機器ですでにIPv6の接続が動いているなど |
| エレコム(-Sシリーズ) | INTERNET(背面のポートの横) | ケーブルがつながっていない | 点灯=回線側の機器とつながっている/点滅=データを送受信中 |
| アイ・オー・データ | インターネット | インターネットにつながっていない(一部の機種はAPモードだと消える) | - |
| TP-Link | インターネットLED | 消えたときの公式の説明は見当たりません | オレンジ=設定の問題の可能性(ID・パスワード未入力など)/オレンジだけ点いて他が全部消えている=復旧用のモードの可能性 |
出典: 各社の公式サポート(よくある質問)。2026年10月15日確認。機種によって違うことがあります。
表で多いのは、「消えている=ルーターから先(回線側)とつながっていない」という意味です。
ただし原因は、回線側・ケーブル・ルーターの設定のどれもありえます。次の章で見分けます。
原因は回線? ルーター? ONUのランプで見分ける
光回線なら、ルーターの手前に「ONU(光回線終端装置)」や「ホームゲートウェイ」という機器があります。
回線会社から届いた、壁の光コンセントにつながっている箱です。
この機器のランプを見ると、回線側かどうかの見当がつきます。
| NTTの機器のランプ | 消えている・色が違うときの意味 |
|---|---|
| 光回線 | 消灯=光の信号が届いていない可能性。橙=準備中か故障(橙の点滅はソフトの更新中なので待つ) |
| 認証 | 消灯=準備中か故障 |
| UNI | 消灯=ONUとルーターがつながっていない(ケーブルを確かめる) |
| 電源 | 赤の点灯=故障。赤の点滅はソフトの更新中なので、自動で再起動するまで待つ(変わらなければ電源を入れ直す) |
出典: NTT東日本「ONUのランプの意味が知りたい」、NTT西日本「ホームゲートウェイのランプ表示」(2026年10月15日確認)。
- 「光回線」「認証」が消えている → 回線側の可能性が高い。光コードの差し込みを確かめて、ONUを入れ直す
- 「UNI」だけ消えている → ONUとルーターの間のケーブルを確かめる
- ONUは全部正常なのに、ルーターだけ消えている → ケーブルの差し先・ルーターの再起動・IDとパスワードの設定を確かめる。開通したばかりなら、プロバイダー側でまだ使えない時刻のこともある。故障を疑うのは最後
NTT東日本は、光回線ランプが消えたまま直らないときは、機器の交換か訪問修理になると案内しています。
直す順番は? まず5分でできること
回線に近い機器から、順番に入れ直します。順番が逆だと、ルーターが回線の情報を受け取れないことがあります。
ケーブルで多い間違い:
- ONUからのケーブルを、ルーターの「LAN」のポートに挿している(Atermは、WANのポートに挿すよう案内しています)
- ルーターの電源を、延長コードや電源タップから取っている(バッファローは、壁のコンセントに直接挿すよう案内しています)
- 引っ越しや掃除のあとで、ケーブルが半分抜けている
入れ直しても光らないときは?
入れ直しても直らないときは、次の順番で疑います。
1. ルーターそのものが反応するか(エレコムの-Sシリーズなど、ポートの横にランプがある機種)
エレコムは、付属のケーブルで、ルーター自身の「INTERNET」と「LAN」のポートをつなぐ方法を案内しています。
エレコムのこのランプは、ケーブルがつながっているかを示すものだからです。バッファローやAtermのランプはネットにつながったかを示すので、この方法では点きません。
- ランプが点く → ルーターは反応している。回線側の機器を疑う
- 点かない → LANケーブルを替えて試す。それでもだめなら、ルーターの故障の可能性
バッファローは、ルーターを外して、回線の機器とパソコンを直接つなぎ、どちらに原因があるかを分ける方法も案内しています(回線会社の機器にルーター機能がある場合だけ使える方法です。ONUだけの家では、パソコンを直接つないでもネットにはつながりません)。
2. 設定(IDとパスワード)
Atermのランプが消えているとき(IDとパスワードが入っていない)や1秒ごとに点滅するとき(入力の間違い)、TP-Linkのランプがオレンジのときは、プロバイダーのIDとパスワード(PPPoEの設定)を確かめてください。
プロバイダーから届いた書類に、IDとパスワードが書いてあります。
3. 動作モード
バッファローは、モードの自動切り替え(AUTO)を手動(MANUAL)にして、ルーターかアクセスポイントかを決めて固定する方法も案内しています。
回線会社の機器にもルーター機能があるときは、自分のルーターをブリッジ(アクセスポイント)にするよう、Atermは案内しています。
地域の障害や工事を確かめるには?
自分の家の機器に問題がなくても、地域で回線の障害や工事が起きていることがあります。
光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光など)は、NTTのフレッツ光の回線を使っているので、ここで見当がつくことがあります。
ただし、載るのは地域単位の大きな故障です。自分の家への引き込み線だけが切れた場合などは載りません。
載っていないのに光回線ランプが消えたままなら、契約している回線会社やプロバイダーに連絡してください。
ルーターの故障・買い替えの目安は?
ここまで試しても直らなければ、ルーターの故障も考えます。
- アイ・オー・データは、自社のコラムで、5年以上使っていれば買い替えを考える時期だとしています
- バッファローは、修理は製造終了から原則3年、修正ソフトの提供は製造終了から5年(または商品ごとの最長保守年数の長い方)としています
- Atermは、サポートが終わった機種は、安全のため買い替えを勧めています
サポートが終わったルーターは、弱点を直すソフトが出なくなります。ランプの不調をきっかけに、型番とサポートの状況を確かめておくと、買い替えるかどうかを決めやすくなります。
回線ごと見直すなら、月額の変化をまとめたOCN モバイル ONEの値上げやBIGLOBE WiMAXの値上げの記事も参考にしてください。
よくある質問
Q. ルーターのインターネットランプが消えているのはなぜですか?
A. 主な原因は、回線側(光回線の機器やプロバイダー)の不調、ケーブルの抜けや差し間違い、ルーターの設定の3つです。ただし、ルーターをアクセスポイント(APモード・ブリッジモード)や中継機として使っているときは、つながっていても消えることがあります。バッファローは、この場合は異常ではないと説明しています。アイ・オー・データも、一部の機種はAPモードだと消えるが正常、としています。
Q. スマホのWi-Fiマークは出ているのに、ネットが見られません。
A. Wi-Fiマークは、スマホとルーターがつながっていることを示すだけです。ルーターから先(回線側)がつながっていなくても出ます。インターネットランプと、光回線の機器(ONU)のランプを見てください。
Q. 再起動は、どの順番でやればいいですか?
A. 回線に近い機器から入れ直します。光回線の機器(ONUやホームゲートウェイ)→ルーター→スマホやパソコンの順です。バッファローは、電源を切って1分待ってからモデムを入れ、立ち上がってからルーターを入れる手順を案内しています。Atermは、機器ごとに約5分あけるよう案内しています。
Q. ルーターが壊れているかどうかは、どう見分けますか?
A. エレコムの-Sシリーズでは、付属のケーブルでルーター自身のINTERNETポートとLANポートをつなぐ方法を案内しています。これでランプが点けばルーターは反応しているので、回線側の機器を疑います。点かなければLANケーブルの不具合を疑って交換し、それでも直らなければルーターの故障の可能性がある、という順番です。
Q. 近所で回線の障害が起きていないか、どこで分かりますか?
A. フレッツ光なら、NTT東日本は「工事・故障情報」のページ、NTT西日本は「通信サービス状況」のページで、地域ごとの故障を確かめられます。ただし、載るのは地域単位の大きな故障です。自分の家への引き込み線だけが切れた場合などは載りません。
Q. ルーターは何年くらいで買い替えるものですか?
A. アイ・オー・データは、自社のコラムで、5年以上使っていれば買い替えを考える時期だとしています。バッファローは、修理は製造終了から原則3年、修正ソフトの提供は製造終了から5年(または商品ごとの最長保守年数の長い方)としています。サポートが終わった機種は、修正ソフトが出なくなる点にも注意してください。
まとめ
- 先に確認:APモード・ブリッジモード・中継機なら、つながっていてもランプが消えることがある
- ONUの「光回線」「認証」ランプが消えていれば、回線側の可能性が高い
- 入れ直しはONU → ルーター → スマホ・パソコンの順。機器ごとに少し待つ
- 直らなければ、ルーター自身の反応・IDとパスワード・動作モード・地域の障害の順に確かめる
- ランプの名前と色の意味はメーカーで違う。最後は取扱説明書で確かめる
あなたはどれ?
- ONUのランプも消えている → 光コードを確かめてONUを入れ直す。だめなら地域の障害情報を見て、回線会社へ
- ONUは正常で、ルーターだけ消えている → ケーブルの差し先を確かめて、ONU→ルーターの順に入れ直す
- ランプは消えているが、ネットは見られる → APモード・ブリッジモードの可能性。そのままで問題ない
出典: バッファロー「インターネット(Internet)ランプが消灯し、インターネットに接続できない」「Wi-Fiルーターのランプの状態について」「修理・サポート期間」、NEC Aterm「ACTIVEランプが消灯/点滅している」ほかのよくある質問とトラブル解決フロー、エレコム「ランプの意味が知りたい/ランプが光らない」、アイ・オー・データ「【Wi-Fiルーター】インターネットランプが消灯したまま」と自社コラム(2023年3月)、TP-Link「インターネットLEDがオレンジ色に点灯している」ほか、NTT東日本「ONUのランプの意味が知りたい」「NTT製機器の光回線ランプが消灯している」・フレッツ光の工事・故障情報、NTT西日本「ホームゲートウェイのランプ表示」「インターネットにつながらない場合のセルフチェック」・通信サービス状況。いずれも2026年10月15日に確認。